2008年05月20日

WSJ-グラクソ、サートリス・ファーマ買収で合意

WSJ-グラクソ、サートリス・ファーマ買収で合意

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000025-dwj-biz

4月23日17時56分配信ダウ・ジョーンズニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(NYSE:GSK)は22日、米バイオ医薬品会社サートリス・ファーマシューティカルズ(Nasdaq:SIRT)を7億2000万ドルで買収することで合意したと発表した。開発初期段階にある、老化を遅らせる効果が期待される治験薬の潜在性に大きく賭ける動きだ。サートリスは、赤ワインに含まれる抗酸化物質、レスベラトロール(一般名)の商品化に取り組んでおり、これを糖尿病などの病状の治療薬として追跡調査している。この薬を推進する向きは、レスベラトロールが寿命も延長する可能性があるとしているが、これは試験で実証されていない。グラクソは、サートリスを1株当たり22.50ドルの現金で買収することで合意した。この買値は、サートリスの22日終値である12.23ドルに84%のプレミアムを上乗せした水準。サートリスは、11カ月前に1株当たり10ドルで株式を公開した。グラクソは、同社の創薬組織の下、サートリスを独立した部門として維持するとした。グラクソの広報担当者、メアリー・アン・ライン氏は「(買収は)内外を問わず、最高・最新の科学を求めるわれわれの戦略に合致する」と述べた。「これは代謝や糖尿病に関連する疾患に対処しうる変形科学の潜在性とわれわれは考える」とした。この買収は“ブロックバスター”(年間売り上げ10億ドル以上)製品の特許失効を控えた、現金の潤沢な製薬会社が行う最新のもの。武田薬品工業(4502.TO)は2週間前、米ミレニアム・ファーマシューティカルズ(Nasdaq:MLNM)を88億ドルで買収することで合意した。また、英アストラゼネカ(NYSE:AZN)は2007年、米メディミューン買収に156億ドルを投じた。サートリスによると、レスベラトロールは高用量で投与されると、糖尿病患者の血糖値を既存の糖尿病治療薬と同等に減少させることを示した。複数の前臨床(動物)試験で、レスベラトロールは肥満ラットの寿命を延長させることも証明した。この所見は大きな反響を呼び、一部にヒトの寿命延長効果の可能性を期待させるに至った。レスベラトロールは健康補助のサプリメントとして複数の企業がすでに販売しており、サートリスはレスベラトロール自体の特許を取ることはできない。サートリスは特許出願可能な、さらに力価の高い複数の追加剤形についても調べている。レスベラトロールは、まれな筋肉の障害に対する使用で、米食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグの指定を受けている。この指定は、患者数20万人以下の希少疾病の新薬の開発を促進するためFDAが与えるもので、米国では7年間の先発権保護が与えられる。サートリスのクリストフ・ウエストファル最高経営責任者(CEO)はインタビューで、レスベラトロールを上市するまであと5−7年だとし「加齢による疾患を新しい方法で治療するため、老化を制御する遺伝子を標的とすることができれば、それは重要な見識となる」とし、グラクソが「違うやり方をすることに極めて大きな賭けにでている」と述べた。ウエストファルCEOはグラクソによる買収後もサートリスを率いる予定。最終更新:4月23日17時56分ソーシャルへ投稿 0件:(ソーシャルとは)

(引用元:Yahoo[ダウ・ジョーンズ])

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